Orrefors【オレフォス】/Kosta Boda【コスタボダ】
Orrefors【オレフォス】
ノーベル賞の晩餐会でもオレフォスの「ノーベル」シリーズのワイングラスが使用されるなど、スウェーデンを代表するブランドです。
1726年、スウェーデン南部のスモーランド地方に鉄工所として設立され、1898年よりガラス生産を開始。
当初はジャム容器など実用的な物を作成していましたが、1914年クリスタルガラスの製造の始まりとともに造形美への関心が高まり、画家であるサイモン・ゲイトとエドワルド・バルトが招集され、1925年のパリの万国博覧会では彼らを含む芸術家たちの作品が国際的な評価を得て、オレフォスのクリスタルが世界中に広がることとなりました。
現在も一流の芸術家でもある専属デザイナー達と熟練した職人たちの息の合ったチームプレーにより、北欧らしくシンプルでモダンな製品を作り出し、世界中に認められています。
「Orre」はスウェーデン語で黒い雷鳥、「Fors」は川の流れを意味し、ロゴマークにも使用されています。
Kosta Boda【コスタボダ】
「コスタ・ボダ/Kosta Boda」社は、「コスタ/Kosta」社と「ボダ/Boda」社が1965年に合併して設立されたスウェーデン有数のガラスブランドです。
コスタ社は1742年創業、スウェーデン国王カール12世配下の二人の将軍アンダース・コスクルとスタン・フォン・ホルステンの名前を組み合わせて作られた、ヨーロッパの現存するガラス工場の中で一番古い歴史がありました。一方、ボダ社は1864年に創業。社名は工場を地域の名前がボダだったことから由来しています。
その後、「オレフォス/Orrefors」社とも合併、社名も現在は「オレフォス・コスタボダ」となっています。
芸術性、カラー、デザインにおいて類を見ない特徴的なブランドとして世界中にファンをもち、スウェーデン王室の晩餐会でも使用されており、また、一流の芸術家でもある専属デザイナー達と熟練した職人達との息のあったチームプレーにより、北欧らしい芸術性と温かみのある製品を作り出しています。